けんぽニュース&お知らせ

2018年11月26日

 

みんなの健康のために「禁煙のすすめ」。

喫煙に関する環境が大きく変わりつつあります。
「望まない受動喫煙を防止する」ことを目的に改正健康増進法(受動喫煙防止法)が今年の夏に成立。その一部が年内から施行され、2020年4月には全面施行されます。
防止法の対象は、住宅やホテルの客室を除くすべての施設や公共交通機関です。なかでも学校や病院、行政機関は敷地全体を禁煙とし、屋外の決められた場所でしか喫煙できなくなります。また、その他の施設では屋内に喫煙専用室を設置できますが、国が定める基準を満たす必要があります。(飲食店は別基準あり)

先日の当健保組合加入者向け「タバコに関するアンケート」では、グループ社内の喫煙率が全国平均よりも高いことが分かりました。
また、実はかなりの方々が「タバコの煙やにおい」がつらい…と思っていることも判明しています。

この機会に、喫煙そのもののデメリットと受動喫煙の被害について、考えてみましょう。

喫煙の健康被害

喫煙は、さまざまな病気との関連性を指摘されています。
すぐに健康被害が現れるわけではありませんが、じわじわと悪影響を与えていきます。喫煙される方は、ぜひ禁煙をご検討ください。

【喫煙とがん】

国際がん研究機関の報告によると、喫煙との関連が確実ながんとして、口腔・鼻咽頭・副鼻腔・喉頭・肺・食道・胃・膵臓・大腸・肝臓・腎臓・尿管・膀胱・子宮頚部・卵巣・骨髄性白血病があげられています。

【喫煙と循環器疾患】

喫煙が原因といわれる循環器疾患は、前臨床段階(症状や発病する前の段階の病変がある段階)の動脈硬化・冠状動脈疾患・脳卒中・腹部大動脈瘤が挙げられています。

【喫煙と糖尿病】

たばこを吸うと、交感神経を刺激して血糖を上昇させるだけでなく、体内のインスリンの働きを妨げる作用があります。そのため糖尿病にかかりやすくなります。

禁煙のススメ

禁煙は、喫煙者ご本人だけでは継続できない場合もあります。
家族や職場など周囲の方々の協力や、必要によっては医療機関へ相談するなど、外部のアシストを得て続ける努力をしましょう。
禁煙して1年で冠動脈疾患のリスクが半減し、疲れやすさなども改善されます。

【e-ヘルスネット 禁煙支援】

受動喫煙を防止するために

たばこの煙には3大有害物質であるニコチン、タール、一酸化炭素の他にも、数多くの発がん性物質が含まれています。たばこを吸わない人は、たばこの煙に対する感受性が高く、煙を吸うと少しの量でも大きな健康被害を受けるとされています。国立がん研究センターからは、受動喫煙による日本人の肺がんリスクは約1.3倍になることが発表されるなど、受動喫煙のリスクは広く知られています。
たばこを吸う人がいる家庭では、配偶者の肺がんのリスクが1.3倍。子どもの尿からは、大量のニコチン代謝物が検出されたというデータもあります。
家族の健康を願うのなら、今すぐ禁煙に取り組みましょう。

三次喫煙も防止!

三次喫煙は、残留受動喫煙とも呼ばれています。
たばこの煙そのものに影響される二次喫煙とは異なり、たばこの火が消された後も周囲に残留する有害物質を吸入することを指します。たばこの有害物質は、喫煙者の毛髪や衣類、カーテンやソファなどに付着し、長く残留します。それが原因で第三者が有害物質を吸い込み、三次喫煙が発生します。
三次喫煙は新しい概念であるため、研究成果がまだ少なく、健康影響についてもまだ明らかでないこともあります。

現在は“受動喫煙”といえば二次喫煙だけですが、受動喫煙防止に取り組む際には、三次喫煙に対する意識も重要です。

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